菜子の冒険

 深沢美潮の贈る初の長編ミステリー。主人公の高校一年生の菜子が、
思わぬことから手にした一枚の古地図。
それは、どうやら宝のありかを示しているらしかった……。


菜子の冒険
猫は知っていたのかも。


富士見ミステリー文庫
2000年11月25日初版発行
発行:富士見書房

イラスト:ひさいちよしき
ISBN4-8291-6101-9

 飯倉菜子は16歳。女流ミステリーの大家・神乃瀬志帆を母に持つ。高級住宅街に愛犬クレイ・トラップと、のほほんと暮らすお嬢様(?)。
 追っていた猫・ルカナンが逃げ込んだのは、よりによってヘンクツでならすキヌ婆さん宅。しかし、菜子は婆さんの様子がいつもと違うことに気がつく。
 菜子は確信した―――「あれはキヌ婆さんじゃない!」
 母の新米担当編集・仁とともに"偽物"の謎を追う菜子。
 たぶん、ルカナンだけが真相を知っているんだよね!?
 かわいくって、純な16歳の推理と冒険、そして恋愛。
 お騒がせお嬢様探偵の誕生!!


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菜子の冒険
猫は知っていたのかも。


YA! ENTERTAINMENT
2008年10月10日初版発行
発行:講談社

ISBN:978-4-06-269403-2

女子高生探偵、イケメン編集者と謎に挑む!
飯倉菜子は女子高生。ある日、友だちの愛猫が逃げ出した先は、へんくつで近所でも有名なキヌばあさん。しかし菜子は、ある謎に気づき……。菜子はイケメン編集者・仁とその謎に挑むのだが。

「猫は知っていたのかも。」(富士見ミステリー文庫 2000年刊)の改題改訂版。